CASBEEの2021年版が公開されました

本日(7月15日)、(一財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)より、CASBEEの2021年版(SDGs対応版)が正式公開されました。今回はCASBEE-建築(新築)、戸建(新築)、不動産の3つのツールが改訂され、SDGsチェックリストの評価結果が表示されるようになったことが大きな改訂ポイントになっています。SDGsチェックリストはBEEによる総合評価には反映されるものではありませんが、その建物のSDGsに関する取組み状況が表示されるものであり、LCCO2削減率の表示と共に、今後重要な指標となることが予想されます。
また、CASBEE-不動産については新たに集合住宅が評価対象に加わりました。既存の集合住宅に対する同ツールのニーズは高く、今後、一層の利用拡大が期待されるところです。

なお、今回から無償公開となるのは評価ソフトのみとなり、評価マニュアルについてはIBECより有償販売となりますが、評価ソフトだけでも改訂内容は十分ご理解頂けると思いますので、ぜひ下記ページよりご確認ください。

(一財)建築環境・省エネルギー機構 ウェブサイト

2021年版は今後認証制度においても使用することが可能となりますが、当面は現行の2016年版などによる申請も行うことができます。弊社では2021年版を含めた全てのCASBEEツールに対応しておりますので、ご興味の際にはお気軽にお問い合わせください。